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皆さん、こんにちは&こんばんは!
夜野仁(よるの・じん)です。
連載シリーズ『ワン・エリア・宮崎』の第五弾です。宮崎県内の26市町村から1ヵ所をピックアップ。定番&最新情報を交えたタウンガイドをお届けしていきます。5ヵ所目ということで、ネタが弱くなっていきそうな状況も透けて見えてきそうですが・・・そんなことはありません・ご期待にお応えできるよう、コアなお役立ちガイドになるようがんばります!
今回は 宮崎県のほぼ中央に位置する <木城町> をピックアップします。宮崎の観光地としての知名度がまだまだ低いのは否めませんが、実はステ~キな場所が隠れています。
当ホテルから町中心部までは車で約60分を要します。大分方面から宮崎へとつながる幹線道路の国道10号線に沿っていない所で、東九州自動車道からなら都農I.Cまたは高鍋I.Cからアクセスすることになります。福岡・熊本方面からだと高千穂町経由、または五ヶ瀬町・椎葉村経由という九州山地を横断することで辿り着くことができますが、ルートはやや険しいです。バイクでのツーリングなら、チャレンジ魂をかきたてられますから、自信のある方はぜひルート開拓をしてみてください!
木城町役場のホームページ
宮崎県のほぼ中央といったら、googleアースでサーチしてみると、ほぼほぼ“山”です。いわゆる中山間地域で、お決まりのきれいな景色とおいしい空気、素朴な田園&山里の自然が広がっています。従って川遊びや山歩き、キャンプなどは超オススメです。私も、キャンプ先の候補として常に上位にランクさせています。自然豊かな宮崎県の中でも、宮崎市エリアから比較的近く、日帰りでも少し無理すれば県外から向かっても充分に楽しめます。一泊はエリアワンでの街泊、もう一泊は山泊というのも、これからの夏・秋シーズンは楽しいです。私も梅雨開けしたらキャンプしたいとガンガンに思い始めています。
写真は木城町で見られる里山の風景の中で、ちょっと別格な『日向新しき村』の遠景です。ご存知ですか? この地の始まりは大正7(1918)年、武者小路実篤が、人間が人間らしく生きるための理想郷を追い求め、木城町石河内に新しき村を作ったこと。昭和13(1938)年、ダム建設のため農地が水没することになり、埼玉県毛呂山町へと移転し、残った農地が日向新しき村として現在も存続しています。武者小路実篤の旧居を模った『武者小路実篤記念館』が計画され、実篤の著書や機関誌『新しき村』の愛読者および村外会員の協力によって建てられました。実篤の離村後も、その思いは村民によって受け継がれているのだそうです。
ややアカデミックな情報になってしまいましたが、文学ファン、実篤作品の愛読者にとっては、訪れてみたい場所であるのは確かです。
さて、話題は、キャンプ施設ととっておきの癒しスポットのご紹介へと進みますね。
キャンプ施設としては、町中心部から小丸川沿いの上流部に川原自然公園があります。川遊びは当然ですが、要予約でカヌーやボルダリング、マウンテンバイクなどのアクティビティが充実! 夏休み期間中は、河川プールもオープンします。
宮崎県児湯郡木城町川原476
0983-32-4122
通年営業 ※無休(年末年始休、コテージのみ予約があれば営業)
イン12:00、アウト12:00(コテージはイン15:00、アウト10:00)
衛生管理費 1人(小学生以上)100円
サイト使用料 テント専用1張り1000円
宿泊施設 常設テント(夏休み期間のみ設置)2000円
コテージ10000円(12~翌3月は6000円)
もう一ヵ所、里山に見事にとけこんだ『木城えほんの郷』は、年間を通じてどんな天候でもステキな時間をゆっくりと過ごせる場所です! 森の斜面に位置する24,000㎡の敷地に、日本や海外の絵本たちと絵本原画を蒐集・展示している美術館と図書館の要素をあわせもった『森のえほん館』をはじめ、森のほんやさんと森のコーヒーやさんがある『きこり館』、
毎夏北欧など海外からの劇団公演などが行われる『森の芝居小屋』、宿泊施設の『森のコテージ』などが点在しています。絵本だけ~と思わずに、訪れてみてください。オトナなあなたも充分に満足させられます!
◆木城えほんの郷
宮崎県児湯郡木城町石河内475
0983-39-1141
開館時間 10:00 ~ 17:00(最終入館16:30まで)
※季節によって時間の変更があります。
休 館 日 毎週月曜日(ただし祝祭日のときは翌日休館)
入 館 料 常設展1人 500円 小中高生300円
※特別展・特別企画の際は特別料金となります。
宿 泊 料 森のコテージ 1棟1泊 10,000円(税込)
施設使用料 大人1,000円 小中学生500円 幼児 250円
利用時間 15:00~11:00
木城を訪れるなら食べたい、それが山菜長越のおにぎりと煮しめを竹の皮に包んだ山菜竹の皮弁当です! 年に何度かむしょうに食べたくなり、そのために木城を通過する遠回りルートを選んだりします! ぜひぜひ立ち寄って昔ながらの山菜料理をご賞味ください。
宮崎県児湯郡木城町椎木3444-4
0983-32-2700
通年営業 定休日曜(12月30日~翌1月4日休)
10:00~18:00(閉店)
・山菜竹の皮弁当 660円
・冷や汁定食(6~8月) 1050円
・しいたけ飯 430円
以上、『ワン・エリア・宮崎』第五弾 木城町編でした。次回をお楽しみに!